泥のような

菩薩と子供のはなし

せめて言葉にしておく話

自分の情動が落ち着いた分、いよいよ労働環境が許せなくなっている。何と言うか、わたしなんかより随分付き合いも長くて距離も近い人たちの集まりで、そこに口は出せないし出すつもりも筋合いもないけれど、こと仕事となるとどう考えてもおかしすぎるので腹しか立たないぜっっっ。特殊な環境と業種なのも分かってはいますが、それで許せるかっつうと許せるわけないのな。あんなしんどそうな顔して家にも帰れん仕事をいい仕事なんてわたしはよう呼ばん。
わたしは自分の時間を大切にしたいと思っているので、そこに介入しない仕事を選んだ。規模の大きさとか転勤しなくていいとか休みがあるとかちゃんと帰れるとか。もちろんこれから人生の大きい部分を充てるので、生活と仕事を切り離すことなんてできないのは重々承知。それでも、オンオフを切り替えられる仕事を選んだつもり。そうか、書いてて思ったけど、業務内容や勤務時間より何より、オンオフを切り替えられないのが仕事にとって一番しんどいのかもしれないですね。

冷たい言い方のようだが、まあ働いてるのはわたしじゃないし、こんなこと本来ならわたしが考えることではないけどね。それでも、隣で生活する未来なども少しは考えたりしてるので(うそ、だいぶ考えている。というか、妄想している)、やっぱり能動的でない理由で家に帰ってこられないとか、休日も仕事をするとか、しないにしても疲れているとかは中々耐えられないと思う。本人に腹を立てる気は全くもってないけど、その分環境を憎むと思うし今抱えてる可哀想な殺意は更に大きくすくすく育つことでしょう。あらまー。それまでに少しでも状況が改善されますように、と祈らずにいられない。価値観が違うとか、学生の甘えって言われたらそれまでだとしても。

どんなにしんどくてもこの人を捨てる気はさらさらないし、捨てられたくもないので、やれることは何でもやってみせる。わたしにとって代わりの利かないだいじなだいじなこの人を守りたいのだ。どなた様も諦めてもらっちゃ困るってよ。