泥のような

菩薩と子供のはなし

忘れたり気付いたり忘れたり

久しぶりに、割と長く観てきた(つっても3〜4年やけど)バンドたちを観に、大好きなレコード屋さんの周年企画に行く。

それなりに追いかけてきた分その中でできた友達がいっぱい来る。うちの人がいなくて界隈も関わりなくて知り合いもいないライブなんてとっても久々。な気がする。少なくとも数年そういった世界で生きてきたはずが、ここ1年少しの間に結構忘れてた。ずっと1人でいたくせに。笑

まあこの人ばっかりの世界に生きるのもひとつの幸せであるけど、わたしの人生はこの人だけでできてるわけではないし、色んなところで色んなものを吸収してよりよい自分を更新し続けながら隣にいる方がたぶん健全で魅力的だ、とおもう。でもこれはやっぱり理想の話なので、どうも近視眼的なわたしは目の前のことばっかり見てしまって大人の女にはまだまだ程遠いなぁと反省する次第です。

 

わたしの所有権は貴方にあるけれども、構成元素は貴方だけではないし貴方だけに精神上絞ってしまうのはわたしにも相手にもよくない。お互い。この考えは、縛りたくない、という姿勢の素にもなっている。縛りたくないし縛られたくないけどお互いの犬笛を聴く耳はしっかり持ってたいと思うし、お互いのいないところで触ってきたものを関係や人間性にフィードバックしてアウフヘーベンできるような2人でいられたらな、などと考えるぼくなのでした。おやすみ。